●心理学?2005/02/15に日記に書いた内容です。結構大事な気がするのでここに残しておこうと思います。 トランペットを教えるようになって20年くらい経つのですが、最近特に思うことは「管楽器の練習はつくづく心理学なんだなー」ということです。一つの音を出すだけのことに心理的要因が大きく作用するということを知ってから、指導する内容ががらっと変ってきました。 他の楽器のことは良く分かりませんが、ちょっとしたきっかけで音が出なくなることは管楽器奏者に多く、特に唇を発音体とする金管楽器が一番なのでは?と思っています。 それは意識と呼吸が直結していて、少しのストレスが呼吸に大きな影響を与えるからだと思います。 ハイトーンへのアプローチなどはその最たるもので、自分の考え方を変えるだけで驚くほど上達することも少なくありません。 心が音に及ぼす影響を知ることにより、それまでの指導の限界点を少しですが超えられたように感じてはいましたが、このHPでまとめてみると、半分以上が心理学なんだということに改めて気付かされ我ながら驚いています。 心:呼吸:力の関係をより深く掘り下げることにより、トランペット指導に少しでも役立てたらと考えています。 |